『紅の豚』マルコの声優は誰?ストーリーと見どころ

『紅の豚』マルコの声優は誰?ストーリーと見どころ トレンド雑記

『紅の豚』の主人公、マルコ・パゴット(ポルコ・ロッソ)の声優は、森山周一郎(もりやま しゅういちろう) さんです

青年時代のマルコの声は、古本新之輔(ふるもと しんのすけ)さんが担当されています

『紅の豚』のストーリーと見どころ

→アニメ「紅の豚」 <X 記事>

ストーリー

舞台はアドリア海

第一次世界大戦の英雄でありながら、なぜか豚の姿になってしまった飛行艇乗り、マルコ・パゴット、通称「ポルコ・ロッソ」

彼は、アドリア海を荒らす空賊たちを相手に賞金稼ぎとして生計を立て、孤高の生活を送っています

ある日、ポルコはアメリカからやってきた腕利きの飛行艇乗り、カーチスと出会い、激しい空中戦を繰り広げます

カーチスはポルコを出し抜き、彼の愛機であるサボイアS.21を撃墜してしまいます

修理のため、ポルコは旧知の仲であるピッコロおやじのいるミラノへ向かいます

そこで出会ったのは、ピッコロの孫娘である17歳の少女、フィオ・ピッコロ

航空機の設計技師であるフィオは、ポルコの新しい飛行艇の設計と製作を自ら担当することになります

最初は戸惑うポルコでしたが、フィオの才能と情熱に触れるうちに、次第に心を開いていきます

ミラノでの滞在中、ポルコはかつての恋人であるアドリア海のホテル・アドリアーノの女主人、マダム・ジーナとも再会します

ジーナは、かつて多くのパイロットを見送ってきた悲しい過去を抱えながらも、ポルコを深く愛しています

一方、ポルコを倒して名声を得ようとするカーチスは、再びポルコに決闘を申し込んできます

ポルコは、完成したばかりの新しい飛行艇で、ジーナやフィオに見守られながら、カーチスとの最後の戦いに臨むことになります

決闘の行方は?

そして、なぜポルコは豚の姿になってしまったのか?

彼の過去、ジーナとの関係、フィオとの絆を通して、戦争の悲劇、人間の愚かさ、そしてそれでも失われない人間の誇りやロマンが描かれていきます

見どころ

→熱心なファンですね <X 記事>

美しいアドリア海の風景と個性的な飛行艇の描写

宮崎駿監督ならではの、細部までこだわり抜かれた背景美術と、空を舞う飛行艇の躍動感あふれる描写は圧巻です

特に、ポルコの愛機サボイアS.21をはじめとする様々な飛行艇のデザインは、メカニック好きにはたまらない魅力があります

ポルコ・ロッソというアンチヒーローの魅力

豚の姿でありながら、どこかニヒルでダンディなポルコ

過去の悲しい経験から世俗を離れて生きる彼の孤独や、内に秘めた優しさ、そして確固たる信念が、観る者の心を掴みます

森山周一郎さんの渋く深みのある声も、ポルコの魅力を一層引き立てています

ヒロインたちの力強さと魅力

ジーナの憂いを帯びた美しさ、フィオの聡明さと情熱

時代の波に翻弄されながらも、自分の道を強く生きる女性たちの姿は、物語に深みと彩りを与えています

戦争へのアンチテーゼと人間の尊厳

物語の背景には、ファシズムの台頭という暗い影が忍び寄っています

戦争の愚かさや人間の醜さを描きながらも、ポルコやジーナ、フィオたちの生き方を通して、どんな状況でも失ってはならない人間の誇りや尊厳が力強く語られています

ラストシーンの余韻

→ストーリーを知ってまた感激 <X 記事>

ルコがなぜ豚の姿になったのか

そしてカーチスとの決闘の結末は明確には語られません

観る人それぞれの想像力に委ねられたラストシーンは、深く心に残り、何度も見返したくなる魅力があります

これらの要素が複雑に絡み合い、『紅の豚』は単なるアニメーション映画を超えた、深く考えさせられる普遍的な物語として、多くの人々の心を捉えて離さないのです

ぜひ、じっくりとご覧になって、その魅力を堪能してください

森山周一郎さんのプロフィール

→渋い声でしたね <X 記事>


森山周一郎(もりやま しゅういちろう)さんは、2021年2月8日に肺炎のため86歳で亡くなられました

生年月日:1934年7月26日

出身地:愛知県名古屋市

本名:大塚 博夫

職業:俳優、声優、ナレーター

最終所属:オフィス森山

没年月日:2021年2月8日

身長:173cm

血液型:A型

星座:獅子座

趣味・特技:野球、ゴルフ、囲碁、麻雀

森山さんは、舞台、テレビドラマ、映画など幅広い分野で活躍されました

特に、その渋みのある独特の低い声質で、洋画の吹き替えやアニメの声優としても多くのファンを魅了しました

声優としての代表作は、スタジオジブリの『紅の豚』の主人公ポルコ・ロッソ役です

その他にも、ジャン・ギャバン、チャールズ・ブロンソン、テリー・サバラスといった名優の吹き替えを数多く担当されました

→こちらのスター、全部森山さんでした <X 記事>

アニメ作品では、『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』の老パルチザン役、『獣兵衛忍風帖』の室戸塞役なども知られています

俳優としては、ドラマ『太陽にほえろ!』シリーズや『水戸黄門』シリーズなどに出演

映画では、『Shall we ダンス?』などに出演されています

ナレーターとしても、「報道ステーション」など、多くの番組でその重厚な声を聞くことができました

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